高等部農園芸班による菜の花の交流

 高等部農園芸班では、近隣の保育園や大府特別支援学校との交流に向けて、9月にポリポットに種をまき、定植や間引き、追肥をして大切に菜の花を育ててきました。生徒たちは花の咲き具合を見て茎を選んだり、飾りやすい長さになるように測って切ったりし、園児たちに届けることを意識して丁寧に収穫していました。これまではコロナ禍のため近隣の企業の方に届けていただいていましたが、今年度は自分たちの手で若宮保育園やなごころ保育園大府に届けることができました。なごころ保育園の園児たちが菜の花を見て声を上げてよろこんだり、受け取った花を大事そうに持ったりする姿を見て、生徒たちも満足そうでした。また、後日園児が手紙やお礼の品を届けてくれて、生徒たちはとてもうれしそうでした。菜の花による交流を通して、相手に感謝されるよろこびや働くことへのやりがいを高めることができ、勤労観を育むよい機会となりました。