4、環境の把握
『伝える』『聞く』ゲーム
<ねらい>
・はっきり、ゆっくり、適切な声量で、相手への伝わりやすさを意識する。
・音声のみで、二語文の中の二つの情報を集中して聞き取る。
シルエットのマッチング
<ねらい>
・視知覚の力を高め、手がかりとする。
・目で見ながら、物を見分ける。
マッチング(場所・色)
<ねらい>
・視知覚の力を高め、手がかりとする。
・目で見ながら、物を見分ける。
数字タッチ 食べ物タッチ
<ねらい>
・模倣、指示理解、目と体の協応動作、跳躍性眼球運動などを高める。
3方向ブロック
〈課題内容〉
①ブロック(数個)を配る。
②「上」「左」「前」の3方向から捉えた平面図が書かれた問題用紙を配る。
③3方向全ての条件を満たすことができるように、ブロックを机上に積む。
④完成したら教師に報告をして点検してもらう。
お魚型はめ
〈課題内容〉
・魚型のスポンジを、同じ型の穴にはめていく。型だけでマッチングするのが難しい生徒用に、同じ写真を添付してマッチングの内容を簡易
にしている。
ひらがなマッチング
〈課題内容〉
仕切りのあるケースに平仮名シールを貼っておき、対応する文字のカードをはめていく。
個別課題の環境整備
①机の左側に課題を置き、右側にフィニッシュボックスを置く。
②机上で課題に取り組む。
③課題が終わったら、右側のフィニッシュボックスに入れる。
さいころマッチング
〈課題内容〉
見本に合わせて色と目の数をそろえて、指でつまんでケースに入
れる。
マッチングセット
〈課題内容〉
教師が指定したカードと同じ絵柄のものも選ぶ。
トランプをパッケージ
〈課題内容〉
・ジッパー付きの袋に貼ってるトランプカードの見本を見て、同じカードを探す。
・袋に入れて、ジッパーを閉める。
ブロック合わせ
〈課題内容〉
・仕切り付きのケースの底に貼ってある見本写真を見て、ブロックを前後の色に気を付けて組み合わせ、入れていく。
数字カード並べ
〈課題内容〉
・1~20までの数字カードを、正しい順番で表に貼っていく。
・出来上がった表を見て、日付や身の回りにある数字等を答える。
・慣れてきたら、ランダムに数字カードを渡してマッチングする。
マッチングチップ
〈課題内容〉
・20 升に貼られたチップのシールと同じシールのチップを 1 対1
対応でマッチングして入れていく。
握るスイッチ
〈ねらい〉
・握る動作や何かを持ち続けることが苦手な児童生徒を対象に作った教材である。
色の弁別
〈ねらい〉
・手と目の協応
・指でつかむ
・落とさずに表面に置く
・物がくっつく感覚
・物を見て色の違いが分かる
ビーズ数え
〈課題内容〉
・容器の蓋を開け、蓋に書かれた数だけ、小さなビーズを数えて入れる。
・蓋を閉めて、次のますを埋める。
・全部埋まったら完成。
輪ゴムでビジョントレーニング
・簡単なカードから始める。
・できるようになったら、カードを回転させる。
・ボードを手で押さえながら行うことが難しい生徒の場合は、下
に滑り止めを敷く。
ペグさし
〈課題内容〉
・見本カードの模様通りにペグをさす。
動物 福笑い
<ねらい>
・目、鼻、口の名称を覚える。
・各動物での各パーツの違いや位置を覚える。
・話し合ってルールを決め、楽しくゲームをする。
輪投げセット
<ねらい>
・指先の操作性を高める。
・目と手の協応動作の向上を図る。
・集中して取り組む力を伸ばす。
すいか割り
<ねらい>
・すいかをよく見て、棒を操作して、たたいて割ることができる。
・たたくと割れるという行動とその結果が分かる。
ファイル課題
<ねらい>
・数量、形や色の弁別、同一見本合わせなど、具体物操作を行いながら、注意を持続して課題に取り組むことができる。
・集中して取り組むこと、進んで取り組むことを身に付け、落ち着いて学習に参加する態度を育てる。
ひらがなパズル
<ねらい>
・形が似ている文字で、形が違う部分を認識する。
・文字と音声を対応させることで平仮名の概念形成を図る。
パルプの計量用はかり
<ねらい>
・片手でも、紙コップをはかりの中心に置いて計量することができる。
スタンプセット
<ねらい>
・手順を覚える。
・スタンプをしっかり押し込む。
三びきのこぶたと3種類の家
<ねらい>
・見たり、手で動かしたりして、場面ごとの登場人物の行動や、話
の順序を理解する。
・教師や友達の話し言葉や動作を受けて、それに応じたやり取り
をすることで場面を理解することができる。