3、人間関係の形成
きもちクイズ「あいてはどんなきもち?」
〈課題内容〉
① パワーポイントの画像に注目し、登場する人の表情やポーズから、どのような気持ちでいるのか考える。
② 笑っている様子から、右の選択肢からふさわしい言葉を選ぶ。
③ 正解を知る。
④ その他、たのしい、かなしい、おこっている、おなかがいたいびっくりした、つかれた、かなしい などに取り組む。
自分を知ろう
〈課題内容〉
・「どんなとき?!」
自分がどのような場面でうれしいとき、イライラするときのよ
うな感情になるのか、日常生活場面を思い起こしながら書く。
・「私のトリセツ」
悲しいとき、ムカつくとき、イライラするとき、自分がどうした
ら気持ちが落ち着くのかを考えて書く。「お助けアイテム」を参考にする。
・「お助けアイテム」
生徒が「どんなとき?!」の【うれしいとき】【楽しいとき】【幸
せなとき】【ホッとするとき】で挙げた場面を抽出したもの。トリ
セツを作る上でのヒントになる言葉が並べてある。
フルーツタッチ
〈課題内容〉
・教師に指示された果物のカードを手で触る(タッチ!)。
・カード間の距離や高さ、カードの数、指示の速さで難易度を調整する。
・目と体の協応動作、跳躍性眼球運動を意識した活動。
・言語での指示が難しい場合は、指さしでもよい。
・教師の動きを模倣する、という活動にも利用できる。
9種類のペグ差し
〈課題内容〉
・教師の指さしに注目し、指示された穴に合うペグを入れていく。
・箱の穴を直接指さしすることから始める。
・次の段階は、写真を指さし、対応する穴に合うペグを入れる。
・少しずつ教師と子どもの距離を伸ばす。
・最終的には1~1,5mの距離でも注目できるようになるとよい。
まねっこバスケット
〈課題内容〉
・教師の模倣をして、同じと場所にボールを入れる。
・ボールの色を同じ色にすれば、ゴールの位置を模倣することだけ
がねらいとなる。
・ボールの色を 4 色にすれば、色と場所、二つの要素を模倣する活
動となる。
・模倣ができる子には、「赤いボールを 1 番に入れてください。」な
ど、言葉での指示を理解するための教材として使用できる。
自己理解を深めるために
〈ねらい〉
・自分の長所に目を向ける。
・物事を前向きに捉える。
・人の役に立つ喜びを体感する。
相手の気持ちを考えた言葉がけ
〈課題内容〉
① さまざまな場面を設定して、どのような言葉がけをしたらよいかを付箋に書く。
② グループで付箋を見合い、お互いの言葉がけがどのような気持ちになるかを話し合う。
③ 気持ちの温度計を使って、どのような気持ちで言えばよいかも話し合う。
色合わせパズル
〈課題内容〉
・台紙に指定された色の上に同じ色の木片を置いていく。
顔の表情と気持ち
〈課題内容〉
①顔の表情のイラストカードを見て、気持ちの言葉と表情をマッチングする。(このときは、表情カードに書いてある言葉は、消し、イラストのみとする。)
②表情カードから気持ちを考え、「嬉しい気持ち」と「いやな気持ち」のどちらになるのかを分ける。
③日常の実際の場面を話し、その時の本人や友達、先生の気持ちはどうなのかを絵カードで選ぶ。
数字タッチゲーム
<ねらい>
・他者の意図を理解して行動する。
・目と体の協応動作、跳躍性眼球運動を意識した活動ができる。
・姿勢を保持しながら手足を動かすことができる。