5、身体の動き
お箸を使うための3ステップ
〈ねらい〉
・指先の操作性を高める。
・対象物を注視する力を育む。
・実際の食事場面で、正しく箸を使えるようにする。
シャトルが落ちないバトミントン
〈ねらい〉
・全身及び身体の各部位を意識して動かす。
・姿勢の変化や筋、関節の動きなどを感じ取る固有覚や前庭覚を活用
する。
カード入れ
<ねらい>
・手元を見てものを入れる。
・両手を使う。
段ボール製型はめ
<ねらい>
・見分ける力を付ける。
ドライバーによるねじのはめ外し
〈ねらい〉
・手指の巧緻性の向上
・目と手の協応動作の獲得
・課題への集中・持続
クリップ
〈課題内容〉
大小のクリップをボードにはさんでいく。ボードは厚みに差を付けてあるため、クリップの大小や、はさも
うとする箇所の厚みによって必要な力加減が変わる。
ハンカチをたたむ練習
① 角のスナップボタンを留めながら横半分に折る。
② 角のスナップボタンを留めながら縦半分に折る。
③ 四隅の色を合わせて、ハンカチを台紙の上に乗せる。
ぞうり
〈ねらい〉
・足の指を開いて歩く動作の練習に活用する。しっかり足裏を床に
つけて踏み込んで歩く動作を促す。
バックル宝箱
〈ねらい〉
・自分でリュックのバックルが外せない子どものための課題です。
タイルパズル
〈課題内容〉
・視覚的な手がかり(見本カード)を基に、パズルを完成する。
・見本カードは、写真カードと、色のみのカードがあり、写真の見本カードを見てパズルができるようになったら、色のみの見本カードを見てパズルに取り組む。
給食の手順とマナーカード
〈ねらい〉
・めくり式のカードを見て、自分の食事の準備をしたり、片付けや掃除を進んで行ったりする。
・ 食器や箸の持ち方に気をつけ、主食、主菜、副菜などをまんべんなく食べられるようにカードを見て自ら気付けるようにする。
・ 偏食のある子どもが、自らおかずの材料を意識しその名前を
確認することで、食べる意欲につなげていく。
ホース外し
〈課題内容〉
①任意の長さに切ってあるホースを皿立ての棒から取って箱に入
れる。
②(または 箱の中のホースを皿立ての棒にさす)
ちょうちょ結び練習キット
〈課題内容〉
・教師が手を添えたり、「ぐるっと」「ばってん」など分かりやすい言葉を使って動作を言語化して伝えたりする。
・意欲を高めるために、できたら「花丸カード」を渡す。
・始めは、固結びの練習から始める。
タコ焼き発射装置
〈課題内容〉
店員さんが「3、2、1、発射!」の合図でタコ焼きを発射し、お客さんは飛んでくるタコ焼きをパックでキャッチします。
ボタン通し
〈課題内容〉
・糸の付いたボタンにボタン穴の開いた布を1枚ずつ通していく。
・ボタンを操作する練習を、机上で上から見て行うことができる。ボタン操作の概念を最初から伝えたい場合に有効である。
・初めは教師が後ろから手を添えて動きを伝え、徐々に補助を減らしていくとよい。
・机上でのボタン操作に慣れてきたら、実際の衣服で練習する。
ダブルクリップ囲い止め
〈課題内容〉
・四角い容器に、ダブルクリップを挟んでいく。
・挟む位置の印と、同じ色のダブルクリップを挟む。
・全て挟むことができたら終わり。
袖抜きトレーニングセット
〈ねらい〉
・衣服の着脱動作の習得
ストロー通し
① 牛乳パックにストローを一本ずつ入れておく。
② ひもに、牛乳パックの番号順にストローを通していく。
クリップのはめ外し
〈ねらい〉
・手指の巧緻性の向上
・目と手の協応動作の獲得
・空間認知の向上
お箸練習セット
〈課題内容〉
・正しく六角箸を持ち、小さな玉をつまんでお皿に入れる。
洗濯ばさみとめ練習キット
〈課題内容〉
・洗濯ばさみでカードをつまむ
リング外し
〈ねらい〉
・目と手の協応動作を身に付ける基礎となる力を養う。
ズボンの上げ下げ練習
〈ねらい〉
ズボンの上げ下げが難しい児童に、排せつ、衣服の着脱のための
動作を身に付けることができるようにするための課題。
蝶むすび練習セット
〈ねらい〉
・段階別に蝶結びの練習をする。